クロアチア中央部

のどかな静けさとリラクゼーション

クロアチア内陸部は静けさのオアシス。長い年月を経た森林やワイン畑がなだらかな丘陵に広がり、サヴァ川、ドゥラヴァ川、ムラ川のお かげで、周辺の村では夏の暑さをいくぶんしのげます。

首都ザグレブから、北または北東にほんの少し足を延ばせば、コプリヴニツァKoprivnicaやヴァラジュディンのようなロマンティックな中 世都市や、トラコシュチャン城のような地方の領主の邸宅、さらに、エネルギーを回復するのに最適な温水スパが点在し、活き活きと活 力がみなぎってくるのを感じることでしょう。

Antun Cerovečki

ロマンスの色が緑のところ

どこへ行きます

宮廷妖精たちの 散策ルート

かつて、上流階級の人々や著名人、貴族たちは、耽美や浮世の快楽を追い求めて、城館や邸宅を建てる土地を注意深く厳選し、その周りに庭園や公園、樹林を配しました。宮廷の妖精たちは、あなたを風光明媚な丘陵や彩り豊かな野原に連れ出し、そこかしこに点在する城館や領主館にご案内します:ザプレシッチZaprešićのイェラチッチ邸ノヴィ・ドゥヴォリNovi DvoriとルジュニツェLužnice城、デスィニッチDesinić近くの堂々たるヴェリキ・タボルVeliki Tabor城、ロマンティックなトラコシュチャンTrakošćan城、チャコヴェツČakovecの誇り高きズリンスキZrinski城、ゴルニャ・リエカGornja Rijekaの双塔をもつ城などなど。これらの建物は、かつては人々の暮らしや仕事、文化や政治活動の拠点でした。クムロヴェツKumrovecの村では、田舎の家屋群の貴重な実例の数々を訪れて、過去に足を踏み入れ、クラピナKrapinaの考古学発掘現場すぐそばでは、クラピナ・ネアンデルタール博物館で原始人たちの世界をのぞき、クロアチア・ナイーヴ画発祥の地フレビネHlebineでは、今も残るのどかな雰囲気に身をゆだねましょう。妖精たちのお話は、遠く過ぎ去った日々の貴族たちの輝きと栄光を偲ぶロマンティックな旅へとあなたを誘ってくれることでしょう。

1
POI image

メドゥヴェドゥニツァ自然公園

ザグレブ北部にそびえる森林におおわれた山には、何キロにも及ぶハイキングコースとスリェメSljemeスキーセンターがあります。ほかにも、小路や滝、カルスト地形のある数々の洞窟も存在し、中でもヴェテルニツァVeternicaは最も興味深い洞窟です。また、学習遊歩道をたどれば、エリア全体とズリンスキZrinski採鉱場について学ぶことができます。さらに自然公園からほど近くには、十三世紀に建てられた中世の要塞、メドヴェドグラードMedvedgradがあり、そこではクロアチア史上を飾る英雄たちに敬意が表されています。

2
POI image

ロニュスコ・ポリェ自然公園

アルプスとディナル山地からサヴァ川が運んでくる豊かな水は、ロニュスコ・ポリェLonjsko Poljeの低地と森林を潤し、鳥類や魚類が繁殖する絶好の条件を創り出しています。

3
POI image

Veliki Tabor

このデスィニチは、クロアチア・ザゴリェと一般に呼ばれるクラピナ・ザゴリェ県にある町です。 この地域の必見はヴェリキ・タボル城です。

4
POI image

エコ・ミュージアム・ムラ

エコ・ミュージアム「ムラMura」で は、ユネスコで保護されている比類な き生物多様性をはぐくむ景観や、自然 と文化の多様性、おもてなし好きな地 元民が大切に守ってきた伝統の知恵。

5
POI image

クムロヴェツKumrovecの民俗村博物館

保存状のよい二十世の集落の家屋が、オプンエア博物として展示され、ザゴリェ風結婚式や麻物、衣、陶芸、食物などをテマにした当

6
POI image

クラピナ・ネアンデルタール博物館

ロッパでも、最重要の古生物学研究遺跡近郊に、クラピナKrapinaネアンデルタール博物館が2010年オープン。

7
POI image

サモボル-グルメ天国

サモボルは謝肉祭のカーニバルのほか、グルメの間では、クレムシュニテというカスタードクリームのケーキでも有名です。

8
POI image

シサクSisak要塞

この保存状のよい中世の砦は、波乱の代があったことを体するメモリアル。

9
POI image

ダルヴァル - ウェルネスのオアシス

ここは有名なダルヴァル温泉に加え、緑の町という印象を得ています。いくつもの公園には花壇や樹齢何百年の樹木が多く、品格と美しさが受け継がれてきました。

10
POI image

トラコシュチャン城とヴァラジュディンの町

トラコシュチャンTrakošćan城は、疑いなくクロアチアで最も美しい城の一つで、最もロマンティック。ヴァラジュディンVaraždinの町は、芸術文化で名高く、壮麗な教会、市庁舎、ため息がでるほど美しい墓地のほか、芸術的な建築物や文化遺産も、訪れる人々を楽しませています。

11
POI image

マリヤ・ビストリツァ

ここは国内最大のマリヤ聖地で、多くの巡礼者が訪れます。首都ザグレブからわずか30kmの美しい丘陵地帯クロアチア・ザゴリェにあります。秘跡の黒の聖母マリヤ像は当初マリヤ・ビストリツァ教会の祭壇の所に置かれていましたが、オスマン・トルコ軍の攻撃に備えて教区教会の壁に塗りこまれ、それが再発見されたのは1684年のことでした。この美しい聖堂の近く、カルヴァリ(ゴルゴタの丘) の石舞台の上に大きな十字架像がありますが、これはクロアチアの著名な彫刻家たちの共同作品です。その後ろの穏やかな一画に、素足のカルメル会女子修道院があります。

13
POI image

ヴァラジュディン市

ヴァラジュディン市はヴァラジュディン県の県庁所在地です。ヴァラジュディン博物館、展示会、ファッション、児童や学生たち、現代の都市生活。

Bojan Haron Markičević

地下の秘密の散策ルート

 

ある秘密が、何百万年ものあいだ見つかるのを待っています。それは、この辺り一帯が海であった太古の昔、創造主が岩中に深く閉じ込めたものたち。イヴァニッチ・グラードIvanić Gradの町は、その秘密を世界に明かしています。地下の秘密の散策ルートに沿って歩くと、大昔に消滅してしまった生命に触れる特別な体験ができます。ゆたかで雄大な大自然のまっただなかで、今ではほとんど忘れ去られている地元の民俗習慣や質素な生活様式に触れるとき、あなたは本当の自分自身を取り戻すことができるでしょう。そこでは、牧草地と丘陵が続き、時間は太陽以外に刻むものがなく、多くの釣池と狩猟場が、気のおけない仲間と一緒にあなたを待っています。ビェロヴァルBjelovar、ジュルジェヴァツĐurđevac、ヴィロヴィティツァVirovitica、ガレシュニツァGarešnica、クティナKutina、ノヴスカNovskaなどの町近郊の、釣池での魚バーベキューは、きっといつまでも思い出に残ることでしょう。また、スィサクSisakの下流では、サヴァSava川がロニュスコ・ポリェLonjsko polje湿原の樹々や湿原をうるおし、多くの魚や希少な鳥にすみかを与えています。美しい山々のあいだには、肥沃な農地がひろがり、思い出に残る料理のふるさと。それぞれの土地特有の郷土料理は、ヴルボヴェツVrbovec、ビェロヴァル、ジュルジェヴァツ、ヴェリキ・ズデンツィVeliki Zdenciなどで楽しめます。そしてダルヴァルDaruvarとリピクLipikの温泉では、地元のワインと温泉水に、身も心もこのうえなくくつろいで満たされていくことでしょう。

Damir Bakarić

夏の暑さや地中海世界の賑やかな雰囲気からふと逃れて、大昔からの森林やブドウ畑や河川の流れる緑の丘陵での牧歌的な休暇をお求めでしょうか?

内陸部の静かで落ち着いた雰囲気に点在する、ロマンティックな中世の町や夏の別荘、温泉保養地や巡礼地などはいかがでしょう?そんな時は、ザグレブを取り囲む中部クロアチアがお勧めです。
Ivo Biočina

中部クロアチアの町々での 牧歌的な楽しみ

フルヴァツコ・ザゴリェHrvatsko zagorje地方をまず見てみましょう。そこは、なだらかに続く丘陵と川が織りなす絵のような世界です。トゥヘリTuhelj、ストゥビツァStubica、クラピナKrapinaにスパリゾートがあり、屋内外のプールや保養宿泊施設が整っています。クラピナの町には、有名なクラピナ原人の痕跡が展示されていますが、ここが世界地図の上に現れるようになったのは、D.ゴリャノヴィチ・クランベルガーGorjanović-Kramberger教授が1899年にフシュニャコヴォHušnjakovoで更新世の人骨を発見してからです。これは学会で言うホモサピエンスのネアンデルタール人です。

Reci Da d.o.o. Čakovec
このフルヴァツコ・ザゴリェ地方は、フランスのロワール川流域に次いで城館の多い地方であり、絵のような町やバロック城館があちこちに見られます。目を楽しませた後は、何と言ってもこの地方の郷土料理とワインです。

そして、もし宗教面に関心がおありで、クロアチアの聖母マリア聖域でのスピリチュアルな体験をお求めなら、マリヤ・ビストリツァMarija Bistricaがお勧めです。ここは、三百年以上も昔からの聖母巡礼地で、毎年八十万以上の信者が訪れており、1998年には教皇ヨハネ・パウロ2世も来訪されたクロアチア最大の聖母マリア聖地です。

 

ヴァラジュディンVaraždinは、クロアチアで最もバロックの雰囲気が漂う町です。町には緑が多く、手入れの行き届いた公園、念入りに設計された庭園、ヴェルサイユ風の生垣に刈り込まれたニオイヒバの目立つ整然とした市霊園などが、ヴァラジュディンの盛名を高めています。また、この町は芸術、工芸、経済面も活発で、九月の二つの祭典はよく知られています:ヴァラジュディン・バロックの夕べとシュパンツィルフェストŠpancirfest祭で、様々な催しが道行く人を楽しませています。ヴァラジュディン地方は、文化面の活発な活動や354にのぼる文化遺産に加え、豊かな自然環境も残しています。

Zoran Jelača
トラコシュチャンTrakošćan城(現在は博物館)とその森林公園や、旧石器時代の面白い地層を示す三つの洞窟などがあります。これらは、過去数千年にわたり人間がこの地域に住んでいたことを物語っています。

ヴァラジュディンのほど近くにルドブレグLudbregの町があります。ここは、キリストの聖血を祭った巡礼地で、クロアチアでは唯一であり、また教皇の勅書で創設された聖地としては世界でも稀な所です。1512年ベタニィBethany城の礼拝堂にキリストの聖なる血が顕現した奇跡を受けて、その聖遺箱が礼拝対象として正式に認められたのです。レポグラヴァLepoglavaは小さな町ですが、パウロ会が修道院と教会を創設して歴史に深い刻印を残しています。そこで誕生した有名なレースは、その独創性と高い質で、1937年パリ万博で金メダルを受賞しています。

Davorin Mance
川で砂金採りを試みたり、聖マルティン・スパを楽しんだり、乗り捨てサイクリングでコースを走ったり、ワインを賞味したりするなら、北のスロヴェニア・ハンガリー・クロアチア三国が国境を接するメジムリェMeđimurje地方、そしてその中心都市チャコヴェツČakovecがお勧めです。

あるいは、芸術志向の方々で、ナイーヴ画、地方伝統、民俗風習、古い伝統工芸に関心をお持ちなら、ザグレブの北東、ポドラヴィナPodravina地方に行くのがお勧めです。特に六月は、コプリヴニツァKoprivnica、ジュルジェヴァツĐurđevac、クリジェヴツィKriževciの町で三大民俗イベントが開催されます。ポドラヴィナとはドラヴァDrava川流域と言う意味で、ビロゴラBilogora山系とカルニクKalnik山系の幸にも恵まれ、魚やゲーム(猟鳥獣肉)が豊富です。サイクリングには最適のコースが続いており、ショデリツァŠoderica湖やナイーヴ画の揺籃の地フレビネHlebineなど、美しい景観の中を走り抜けます。