コナヴレ-クロアチアの最南端

コナヴレ-クロアチアの最南端

コナヴレ地方はクロアチアの最南端、現在のドブロブニクリヴィエラの南東に 位置しますが、その地方を15世紀に購入したのはドブロブニク共和国で、その 土地を手に入れて自分のテリトリーを固めました。

コナヴレという名称はラテン語の“カナレ”、“カナリス”、地元では“コナリ”、 カナリ”と言っていた言葉から付いたもので、それはローマ時代にヴォドヴァ ジャからエピダウルス、つまり現在のツァヴタットに水を供給していた給水設 備に関係しています。 コナヴレでは独特の自然美とコントラストが交じり合っていて、丘と平野、山 岳地帯とカルスト地帯、青と緑、コナヴレの住民風に言うと、“上の線と下の線” に分かれます。コナヴレの丘で区切られている北方から、そしてアドリア海が ある南方から東はボココトル湾とプレヴラカ半島まで続いています。

西はツァ ヴタットとオボドの穏やかな入り江に繋がります。中心地はやはり肥沃なコナ ヴレ台地です。 よく保存されている自然、他では見られなく価値の高い田舎の建築物、この地 域の1000年以上の歴史を物語る多くの遺跡、フォークロールを通して1000年 間守り抜いてきた伝統、珍しいコナヴレの民族衣装や刺繍、人間と自然の調和 の取れた生活、これら全てがコナヴレを特徴的で比類の無い土地としている理 由です。 コナヴレ自治体の中心地は中世の小さな町ツァヴタットで、ドブロブニクから 19mの場所にあります。古代のエピダウルムはこの一帯において重要なローマ の植民地でしたが、スラブ人とアヴァール人の侵略によって破壊されました。 そこの住民は、現在のドブロブニクと成った近くの集落“ラウス・ラヴェ・ラ グサ”に逃げ込みました。 歴史・文化遺産で溢れるドブロブニクから近いことや多様な観光内容により、ツァヴタットはアドリア海で最も興味を惹かれる場所の一つとなっています。

 

チリピにはコナヴレの“ザヴィチャイナ・クチャ(典型的な小屋)”という博物館があり、そこではその地域の豊かな民族コレクションが保管されています。自然愛好家のお客様には、チリピとツァヴタットの間に固有種の植物や保護されている貴重な動物などが見られる散歩道とサイクリングロードがあります。 コナヴレ最高峰のスニェジュニッツァ山(1234m)の傾斜下にあるプリドヴォリェ村には、15世紀に建てられた貴族の館があります。 コヴァウレ・ドヴォリは、リュタ川の水源と上流に沿った保護されている景観で、川沿いにはドブロブニク共和国時代からある多くの水車小屋や製粉機があります。

 

1550年を過ぎると“ドニ・ムリノヴィ”システムが作られ、それは現在でも見ることができ、保護下にある文化遺産として紹介されています。 ボスニアの後背地に向かう丘の峠には、同じくドブロブニク共和国時代のソコル、又はソコグラドと呼ばれる要塞があります。要塞は修復され、そこからは美しいコナヴレ地方全体を見渡すことができます。